ハンマーキャスターの製品には様々な種類があり、その種類によって最適な用途が異なります。540や420といったシリーズで選ぶ他、車輪の種類で選ぶことも可能です。
ここでは、ハンマーキャスター代理店のカインズがその種類を紹介し、どういった用途に適しているのかを説明します。また、事故防止のために大事な点についてもご紹介します。
目次
ハンマーキャスターの製品には豊富なラインナップがあり、540・420・415といったシリーズにわかれています。
選ぶ際に重視したいのが、車輪の違いです。車輪の大きさや素材で許容荷重・耐蝕性・弾性などが違ってきます。そのため、主な種類と特徴を覚えて、最適なものを選ぶようにしましょう。代表的な種類をご紹介します。
車輪の素材にゴムが使用され、弾性があることが特徴です。弾性があり衝撃を吸収してくれるため音が小さく、不安定な路面でも安定して荷物を運搬できます。
強度が高く、重量物の運搬にも耐えられます。その他にも、耐薬品性・耐蝕性・耐摩耗性に優れていることが特徴です。
弾性と剛性を兼ね備えており、ゴム製とナイロン製の両方の長所をあわせ持っています。摩耗しにくく、音も静かなのが特徴です。油にも強いため、工場などでの使用に適しています。
弾力性と耐薬品性に優れたキャスターです。動かしたときに床を汚しにくいのも特徴といえます。
硬度が高く、耐熱性に優れています。耐油性や耐圧縮性の高さも特徴です。
荷物の運搬中にキャスターが変形したり破損したりすると、重大な事故につながる危険性があります。そのため、キャスターは正しい方法で使用し、定期的にメンテナンスをすることが事故防止のためにも大切です。
キャスターの車軸や旋回部は油が切れると円滑に動かなくなるため、回転が悪くなってきたら注油が必要です。その際は、異物が入って回転が悪くなっている場合もあるので、よく確認しましょう。また、取付部のネジやボルトが緩んでいると事故の原因になるので、ネジやボルトが緩んでいないか確認し、しっかりと締結してください。
ストッパーも重要な部品なので、動作確認は常に行い、異常がある場合は修理や交換を行いましょう。
ハンマーキャスターの製品は540や420などシリーズで分類されていますが、その中でも、ゴム製・ナイロン製・ウレタン製など車輪の種類があります。車輪の種類によって特性が違うので、環境や用途に合ったものを選びましょう。ハンマーキャスター代理店のカインズでは、あらゆる種類のハンマーキャスターの製品を販売しているので、ぜひご利用ください。